働き始めると仕事のことだけでなく、生活の中でも困りごとが出てきます。
よくある悩みや困りごと
- 同僚とうまくコミュニケーションがとれません。
- 仕事がちゃんとできているのか不安です。
- 上司が異動になった、これから先うまくやっていけるか心配。
- 今の仕事から少しステップアップしたいなぁ。
- 体調が悪くなった時に誰に相談したらいいの?
- 職場と家を往復するだけで寂しい、作業所にいた時の方が楽しかったなぁ。
- そろそろ一人暮らしをしたいけど、何から始めればいいの?
これらを一緒に解決して、長く働き続けられる環境を整えていくサービスが就労定着支援です。
利用対象者
以下の3つの条件すべてにあてはまる方が対象となります。
- 就労移行支援、就労継続支援、生活介護、自立訓練の利用を経て一般企業へ就職した障がいのある方
- 就職後6ケ月を経過した方
- 働く上で生活面や仕事面の支援が必要な方
支援内容
まずご本人と対面で面談をさせていただいて、どんな困りごとがあるのか、今後どんな課題が出てきそうかなどをおうかがいします。
その後は、定期的に事業所に来所していただいて面談をしたり、お勤め先を訪問して職場でのご様子を聞かせていただきます。その中で、ご本人が不安に思っていることを説明したり、解決に向けた話し合いをしていきます。
また、体調悪化時は受診に同行したり、相談支援事業所や障害者就業・生活支援センターなどの関係機関との連絡調整を行っていきます。
期間利用
利用期間は3年です。
ただし、支援が不要になれば3年を過ぎる前に利用をやめることもできます。
必要な方は、3年経過後に障害者就業・生活支援センターへ引き継いで支援が途切れないようにします。
利用料
ほとんどの方は自己負担ゼロです。
ただし、フルタイムで働いている方や、残業が多い方などで、前年の収入が204万円以上ある方は月3,000円程度の利用料が発生する場合があります。利用料がかるかどうかわからない、心配という方は遠慮なくご相談ください。
就職から就労定着支援への利用まで
就職
職場定着支援
仕事や職場に慣れる移行期となります。最長6ヶ月間で受給証は不要です。
就労定着支援
職場で長く働き続ける維持期となります。期間は最長で3年で、受給者証が必要になります。