就労継続支援B型では、月に一度、朝礼後の30分を使って「朝の会」をしています。
「朝の会」では、みんなでゲームをしたり、身体を動かしたり、プチ学習などをしていて、
普段あまり話さないメンバーさん同士がコミュニケーションを取り合える場でもあります。
10月は「はっきり話す」「ゆっくり伝える」がテーマでした。
まず、劇団などで使われる北原白秋の『五十音』という詩を声に出して読みました。
『あめんぼ あかいな アイウエオ』というのを一度は耳にされたことがありますよね。
あれです。
はじめは照れながらスタッフのあとに続く方が多かったのですが、
「舞台に立っていると思って」「女優さんの気持ちで」という
スタッフの言葉に励まされて、徐々に声が大きくなります。
そのうち「男性メンバーの声が聞こえていません」という声があがり
男性グループ、女性グループに分かれての発声対決になっていきました。
最後は、スタッフが選び抜いた「元気が出るメッセージ」を
一人一人ゆっくりと読み上げました。
お腹から声を出すと、コミュニケーションがとりやすくなるだけでなく
スッキリした気分になるものですね。
「声を出すのが苦手」という方が多い中、最後まで声を張り上げた皆さん
お疲れさまでした~!!