就労継続支援B型では、月に一度、朝礼後の30分を使って「朝の会」をしています。
「朝の会」では、みんなでゲームをしたり、身体を動かしたり、プチ学習などをしていて、
普段あまり話さないメンバーさん同士がコミュニケーションを取り合える場でもあります。
5月は就労移行支援で使っているビジネスマナーテキストを参考に
‘あいさつ’ について考えてみました。
普段何気なく行っている ‘あいさつ’
実は奥が深く、結構むずかしいものです。
まずは、笑顔の練習。少し口角を上げて。
みなさん、照れながらも、とっても良い表情をされていました。
次に声の大きさを考えました。
魚屋さんの挨拶の声はどれぐらいの大きさ?悲しい場面での挨拶の声は?
TPOにふさわしい声の大きさを考えながら声をかけ合っていく内、
明るい笑い声があちらこちらで聞かれていました。
挨拶をする時の視線や姿勢なども意識して、、
すると、そこに業者さんに扮したスタッフが登場。
突然の展開にみなさんシーン。。。
スタッフの「あれ、挨拶がないと受け入れられていない気分がします(泣)」
という気持ちを聞いた後、別のスタッフが施設見学に来られた方の役で入って来ると、、、
今度はみなさん、さわやかに挨拶をされました。
その後の場面を変えた練習でも、「おはようございます」「こんにちは」と
活気のある声が飛び交っていました。
「朝の会」が終わると、メンバーさんから
「気分が良かった」「すっきりしたわ」という声が聞かれました。
気持ちの良い ‘あいさつ’ を交わせると、なんとなく心にゆとりが生まれ、
相手との距離が近づいたように感じますものね。
これからも朝礼の中などで、練習していきましょう!!